美しい絵付けが施された19世紀のステンドグラスたち。
いずれも、ビクトリア時代の英国で制作された作品になります。
庭木を臨む大窓にご採用くださった水辺の動植物が描かれたペアのステンドグラスは、ガラス越しに揺れる枝葉と相まって、実際に鳥たちが羽ばたいているかのような動きと奥行きを感じる窓になりました。
楽器を奏で、絵を嗜む二人の女性が描かれたステンドグラスは、ケイムの線に合わせた鉄鋳物製の補強が誂えられており、オークフレームと共にオリジナルの状態でお取り付けいたしました。
買い付けから輸入、メンテナンスや加工を含めトータルで1年以上掛かったプロジェクトでしたが、無事に設置までを完了し一同安堵しております。