この度、ビクトリア時代後期に制作されたミュージックキャビネットをお納めいたしました。 棚板や仕切り板はもちろんのこと背板にもマホガニーの無垢板が使われ、後脚にも前脚と同じ彫刻が施されておりますので、どの角度からご覧になっても絵になります。 また、観音開きの扉に彫られたモチーフは、窓を彩るカーテンと柄の繋がりも感じられ、細部の作りと共に19世紀の意匠もお愉しみくださいます。 同じ空間に並ぶお持ちの家具たちとの相性も良く、美しく収まりました。 これからも大切にお使いいただきます。