この度、玄関ホール吹き抜け上部のスリット窓に、夏の女神が描かれた19世紀のステンドグラスをお納めいたしました。 ケイムで繋がれたステンドグラスとは異なり、大きな板ガラスに絵付けとエッチングが施された一枚物の窓。 また、その厚さも均一ではなく6mm(±2)と幅のある板ガラスのため、通常より厚みのある金属材料を用いて加工いたしました。 上下を拡張するにあたり、幅360mmに対して高さ362mmのほぼ正方形を2枚足すとぴったりと収まる開口寸法でしたので、背景が緩やかに歪んで見える趣ある板にオリジナルの柄に合わせた磨りガラスの正方形を彫って仕上げました。 これからも大切にお使いいただきます。