この度竣工されました新たなお住まいに、ビクトリア期に制作されたステンドグラスをお納めいたしました。
鳥や虫たちと共に水辺の風景が描かれた趣あるステンドグラスは、部屋の内外どちらからご覧になっても綺麗に見える位置で装飾窓としてお取り付けいただき、トランサムウィンドウ(欄間)は各お部屋の入口上部にご採用くださいました。
絵付けが施された大きなステンドグラスは木枠を新調し、ケイム(金属沿線)の幅に合わせた部材で補強を入れて仕上げました。
また、トランサムウィンドウはその構造からオリジナルの木枠に再塗装を行いそのままお使いいただきましたので、部分的に歪な形状をした箇所もありましたが美しく収めてくださいました。
白を基調とした空間に、重厚な中にも上品さを感じる窓が完成いたしました。
これからも大切にお使いいただきます。