この度、19世紀から20世紀初頭にかけて作られた家具やステンドグラス、照明などをお納めいたしました。
今年の春にお納めしたステンドグラス、その吹き抜けを挟む空間に19世紀のフランスで制作された大窓を加工して設置いたしました。
生糸を手に持つほぼ等身大の女神の周りに、養蜂箱やコルヌコピア(豊かさの象徴として描かれる、ギリシャ神話を起源とする収穫した食べ物を運ぶための角型のかご)が描かれた色鮮やかな窓は、透過する光によって宝石のような映り込みも期待でき、夜は屋外からの照明や前に吊るしたティアドロップ形のヴァセリンランプと共に昼間とは違う表情もお愉しみいただきます。
趣のある別のお部屋では、木目の美しいローズウッドに繊細な象嵌が施されたシュールブレッド社製のミュージックキャビネットや、電球を灯さなくても横の窓から入る自然光によってそれ自体がキラキラと輝くハンギングランプをお選びいただき、またダイニングルームの一角には外を観ながらお寛ぎいただく椅子やワインテーブル、ランプスタンドなどをご採用くださいました。
これからも大切にお使いいただきます。