この度、ビクトリア期からエドワード期に掛けて制作された家具や、アンティーク小物達をお納めいたしました。
屋内の一角を占める重厚感のある石壁には、それとは対比する直線や幾何学などシンメトリの意匠が特徴的なキャビネットをご採用いただき、石目の色味と馴染むスペルター像と共に設置いたしました。
なお、キャビネット内の生地は意匠的年代の近しいウィリアム・モリスのファブリックをご用意くださり、棚板を含め柄の繋がりを合わせて仕上げました。
また、全身が映る盾型のシュバルミラーは、面取りされたオリジナルの鏡の状態も良く、見た目の美しさも然ることながら実用的な逸品です。
全てをご紹介しきれませんが、いずれのお品もこれからも大切にお使いいただきます。