この度竣工されました新園舎に、新旧のガラスを織り交ぜたステンドグラスをお納めいたしました。
元はひとつのFIX窓でしたが、その大きさや施設の特性を考慮して大小9枚のパネルに分けて設置いたしました。
中央にはお選びいただきましたエドワード期に制作された花鳥の絵付けが施されたシンボリックな一枚を配置し、その寸法を基準に誂えました鉄製の格子枠に合わせ周りを制作いたしました。
中央に比べて少し濃い目の色ガラス4色使用し、ピースとして買い付けた古いガラスブロックやロンデルと共に周りを囲みましたので、全体としてまとまりのある一つの窓になったと思います。
季節や時間帯、透過する光によって様々な表情をお愉しみいただきます。
また、シビアな寸法にもご対応いただいた鉄工所の方々にも、この場を借りて御礼申し上げます。