手入れされたお庭を臨む、自然光射し込む明るいお住まい。
この度、19世紀を中心としたステンドグラスやセンターテーブル、アンティーク小物たちをお納めいたしました。
以前の工房ブログでご紹介したステンドグラスの修理箇所を含め、テーブルと共に現物をご確認いただき、メンテナンスは全てお任せくださいました。
年代も古く脚全体に彫刻が施されたテーブルは、過去のメンテナンスによって塗り重ねられたポリッシュ(ニス)が、一部の繊細な彫刻を埋めるぐらい分厚くなっておりましたので、組み直しと同時に一旦古い塗装を除去して剥離再塗装を行い、天板の形にカット研磨したガラストップを合わせて設置いたしました。
お部屋の天井に届きそうなステンドグラスは新しい木枠を制作し、補強及び塗装を行い衝立として仕上げました。
実際に自立させた際、厚みもあり安定しておりましたが、高さがあるため備えとしてロープ張り用のターンバックルを加工して作った突っ張り棒で固定いたしました。
これからも大切にお使いいただきます。