日本の文化と異国の文化、その技術と意匠がまじわる趣きある街並み。
2019年11月2日(土)から12月22日(日)まで、リニューアルーオープンを記念して『神戸市立博物館名品展』が開催されます。
桜ヶ丘銅鐸・銅戈(国宝)や教科書で一度は目にしたことがある聖フランシスコ・ザビエル像(重要文化財)など、約70000点あるコレクションの中から厳選された名品が一堂に展示されます。
博物館自体が登録文化財として昭和初期の姿を現在に残す建物ですが、リニューアルに伴いオープンされる明治時代の異人館「トムセン邸」の調度品が使われたミュージアムカフェも一見の価値ありです。
この度、クレアアンティークスでは展示品を含む収蔵品数点をメンテナンスさせていただきました。
もちろん今在る形を変えることなく、ガラスや金属などそれぞれの素材に合わせた方法で戴いた当時の資料に基づきメンテナンスいたしました。
実際の作業の中では、日々触れている英国のモノとの共通点や一部取り入れられた米国の技法なども見ることができ、当時の日本の職人さんたちの知恵と工夫も感じる学び多きお仕事でした。
『神戸市立博物館名品展』の開館時間や入場料、アクセスなど詳細は
神戸市立博物館ホームページをご覧ください。