1900年代初頭のジャコビアン様式カーブドチェア、そして同じ年代に実際に使われていた暖炉をお納めいたしました。
チェアは全体に施された彫刻が美しく、背もたれ上部には胴体に獅子・頭部に猛禽類を持つキメラ(キマイラ)が対で彫られています。
繊細な彫刻を傷付けないよう丁寧に分解し組み直しを施した後、当時と同じシルエットになるように椅子生地を張り替えております。
暖炉は以前オーダーで作られたマントルピースに丁度収まるサイズ。
無垢の鉄と真鍮で作られた重量のある本物の暖炉、英国トラッドに則った重厚な家具達に囲まれた空間で目を引くアイテムとなりました。