鳥のモチーフが描かれた1930年頃のステンドグラスです。
写真でも分かるように絵付け部分が剥離しています。
CrairAntiquesでは当時の技法でアンティークの風合いを残した修理・修復を心掛けております。
エナメル絵付けとは
ガラスの板にグリザイユ・エマイユと呼ばれる濃縮色ガラスの粉で絵を描きます。
その後、窯で焼き融着させます。
色や温度態によって焼く順番があり、使用する色数によって焼成回数も増えます。
焼付け後はガラスと一体化しますので少々擦っても剥がれたりはしませんが、何らかの要因で剥離した場合のメンテナンスもお任せください。