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#096『白雪、青竹、色ガラス』

2023-01-29

いやぁ、京都もすっごく降りました。。。

先日の大雪はニュースにもなりましたが、高速道路だけではなくいつも通る国道も通行止めになり、工房との移動は通常1時間ぐらいのところ4時間半かかりました。
もちろんスタッドレスタイヤを履いていますが、踏み固められて凍った路面は低速でもツルツル滑って怖かったです。

でも、めったに積もらない雪を見ると、条件反射のごとく雪だるまを作ってしまうのはなぜでしょう(笑)
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そんな大雪が降る少し前、新年のお詣りの方々が落ち着いたタイミングで北野天満宮へ行ってきました。
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ちょうど京都市内にアンティークスの納品がありましたので、その合間のタイミングで時間をあわせていただき、神職さんと共に境内西側の竹林へ。

この樹林は『史跡御土居のもみじ苑』として青もみじ(4月中旬~6月下旬)や紅葉(10月下旬~12月上旬)が有名で、例年本当にたくさんの方で賑わいます。
ちなみに、御土居とは桃山時代に豊臣秀吉によって洛中と洛外の境界に築かれた土塁(堤防)です。

現在、もみじ苑は閉苑中のため全く人のいない御土居に立つと、昔と変わらないであろう雰囲気にタイムトリップしたような不思議な感覚を愉しめました。

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そこへ竹泥棒参上!(笑)

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さておきまして、良い太さの竹を切り出せましたので早速作業開始です。
ザ・地産地消ですね。

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節を抜いて、古い竹と新しい竹を入れ替えて、水の出る穴を開けて、角度をつけて、固定して。
竹の太さや穴の大きさ、水の流れなど、”あーでもないこーでもない”と言いながら辺りが暗くなるまで作業しましたが、ピタゴラスイッチ♪を作ってるみたいで楽しかったです。

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で、何をしていたのかと言うと、季節ごとに色とりどりの生花が生け込まれる花手水の竹交換。
この3年、ご存知の通り手水舎で柄杓を見ることが無くなりましたが、竹の穴から流れ出るお水でご参拝前にお清めくださいとのことです。

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そして最後の写真は、アンティークのパネルを複数用いて昨年から制作しているステンドグラスですが、畳2枚分ある大きなアーチ窓のため、その取扱いとサイズ調整、追加の絵付けに少しお時間を頂戴しております。
また、作業台を占有する都合上、他のご依頼でお待ちいただいているお客様には、完了の目途が立ち次第個々にご連絡いたしますので何卒宜しくお願い申し上げます。

作業は順調でございますアピールでしたっ!

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