今回は当初予定していた便がフライト中止となり、日々変わる状況を注視しながら準備を整え行ってまいりました。
空港では体温チェックが幾度かあり、機内で配られた英国NHS(ナショナル ヘルス サービス)のカードには日本も記載されています。
ともあれ、イミグレーションはパスポートのセルフスキャンで数分、拍子抜けするぐらいスッと通れました。
肩身の狭い心持ちで降り立ったヒースロー空港。
普段使わない空港なので、急遽バスのチケットを買って移動しました。
やっとのことで辿り着いた一つ目のアンティークディーラーさん。
アメリカ行きのコンテナを車載されているタイミングで、一同かっこいいトラックにテンションが上がると共にやっとひと息つけました。
先ずはフィッシュ&チップスで腹ごしらえ♪
食べたらお仕事。
割れたベントガラスの入れ替えですが、ご用意いただいた曲げガラスはコストも掛かっているので気を遣いますね。。。
材料は日本から持って行きましたが、少量の粉末や液体の持ち運びには100均のコンタクトレンズケースがおすすめです。
ヘラは持って行かなかったので、使わないカードで代用しました。
完了しました☆
一夜明け、いざ買い付けスタート。
3時に起きて出発です!!!
そして、ぬかるみにはまる(笑)
でっかいトラクターに引っ張り出してもらいました。
ありがとうございましたm(_ _)m
この日は特別寒く、屋外のあらゆる物が凍っていました。
あちこちでぬかるみにはまる車を見つつ、買い付け続行です。
前回は一つ二つしか見つからなかったアンティークフレームですが、今回たくさん出会えたと思います。
カトラリーを専門に扱うディーラーさん。
写真のモノは条件が合わず買えませんでしたが、未使用品を含め箱入りのセットをたくさん仕入れました。
もちろん家具もたくさん買い付けています。
日本では買えない電材があり、途中で寄ってもらったホームセンター。
アメリカのホームセンターもでしたが、家を建てられる品揃えです。
ドアの価格に驚きつつ、これに塗装してレバーやノブなどの金物をつけて、枠を作って取り付けてと考えるとそれなりの値段にはなりそうですが、自分でする場合は手軽に買えますね。
そして、最終日にやっと訪れることができたアンティークディーラーさん。
実は昨今の状況から、日本人の私たちの今回の訪問は認めていただけませんでした。
業種は全く違うのですが、ロンドンに駐在する友人からもお客様に会ってもらえないと聞いていましたし、もちろん理解できます。
ただ、実際に目で確認しなければならないことがありましたので、メイン取引先の方々の協力のおかげで現物を見ることができました。
大切に運びます。
(香港国際空港 3月7日撮影 )
あまり馴染みのない方や初めて会う方々とは、今のマナーとして握手をしない旅でした。
でも、別れ際にいつもの取引先のボスからいただいた「もし君たちが感染してたら我々も感染したな(笑)、また直ぐにおいで!」との言葉に救われた思いです。
「もちろん直ぐに戻ってきますっ!売れたらですけど(笑)」と固い握手を交わしました。
ということで、行きに比べて日本への便が減った中、予定通り無事に帰ってきました。
可能性がゼロではない以上、出来る限りのことはしようと考えています。
帰国後、京都府及び京都市の担当の方に相談し、過ごし方を含めアドバイスをいただきました。
家族を含め周りの人たち、もちろんお客様へも不安を与えることがないよう、一同それに基づきしばらくの間様子を観ることにいたします。