昨日、ホームページにUPしたウォールブラケットたち。
前回の渡英でアンティークフェアに寄った際、フランスから来たというディーラーさんから直接譲っていただきました。
写真の通り酸化が進み、うっすらと緑青が噴いている状態でした。
ロウソク型のカバーを外すとB15ではなくE14ソケットが入っていて、本体に沿うように配線が通されていました。
そして、アース線を含む3線仕様ではありませんでしたので、イギリスで使われていなかったのは事実のようです。
ともあれ、布打ちコードが接着剤で本体に貼り付けられていたので、これは先ず外さねば。。。
ナットをかすめて開けられた配線穴などを見ると、光源がロウソクやガス灯から電球に変わっていく時代の職人さんたちは大忙しだったんでしょうね。
ちなみにこのタイプのソケットは初めて見たのですが、ロウソクの受けにぴったりと収まり、根元につく板バネの作用でキュッと固定される優れものでした。
イギリスではニップルと呼ばれる配線を通すことができる筒状のボルト(またはステイ)で高さを出して、そこへB15ソケットが付けられていることが多いのですが、その場合、本体にボルトを固定する新たな穴を開けたり溶接が必要になりますので、このタイプでE17ソケットがあればとても便利ですね。
そんな中、そのうちの一つがどうしようもなかったのか木で作り直されていました。
先人のファインプレーだと思いますが、これを見た瞬間全部外して元に戻そうと決めました(笑)
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